検定クイズの作り方
「読Q」検定の手順
「読Q」では、読了した本の理解度を確認するため、読書認定検定を実施しています。この検定では、合格を積み重ねることで級位が認定されます。
- 検定の受検: 各自で読了した本について、オンラインで検定を受検します。
- 問題形式: 多数のクイズストックからランダムに出題される〇✕形式のストーリークイズです。設問が本の記述内容と合致しているかを選択します。スマートフォンでの出題画面にも対応しています。
クイズ作成へのご協力のお願い
「読Q」は読書推進ウェブサイトとして、利用者の皆様にも検定クイズの作成にご協力いただいております。作成されたクイズは、公式サイトにクイズ創作者としてお名前(またはID)が掲載されます。クイズは先着順で採用されますので、作成をご希望の際はお早めにご投稿ください。
クイズ作成のポイント
良質なクイズを作成いただくために、以下の点にご留意ください。
- 読者が理解しやすい設問: 本を読んだ方であれば容易に解答できる内容にしてください。
- 重要な部分からの出題: 読了直後に忘れやすいような些末な内容からの出題は避けてください。本の主題や物語の重要な筋に関わる部分から出題することが望ましいです。
読解力とクイズ作成
良質なクイズを作成することは、本の主題を深く理解することに繋がります。 筆者は以前、小学生向けの国語教室で、明治大学教授の齋藤孝氏が提唱する「三色ボールペン読書法」を実践していました。これは、『声に出して読みたい日本語』(著: 齋藤孝)を教材に、音読を通して文章の重要な部分を特定する読書法です。
この読書法では、以下の色分けで線を引きます。
- 赤: 最も重要な部分
- 青: 物語の筋として重要な部分
- 緑: 主観的に好きな部分
この方法で「赤」や「青」の線が引ける部分は、まさに「読Q」のクイズ作成において、良質な設問が生まれる箇所と言えます。良質なクイズを作成しようとすることは、結果として自身の読解力向上にも繋がります。
「読Q」の検定クイズ作成は、小・中学生の皆様にもぜひ挑戦していただきたいと考えております。
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