検定クイズの作り方


読書の検定「読Q」は、


① 「本を ちゃんと 読み終わったか」を確認するテストを受検

② 合格を積み上げて 級を上げる


という形式の検定です。


テスト問題は、ストーリークイズです。

設問が、その本の内容と合っているかどうかの〇✖クイズ。
ネット受検なので、沢山のクイズストックの中からランダムに出題されます。
スマホでの出題画面は下記のような感じです。


さて、このストーリークイズ、

〇✖クイズですので、作るのは簡単です。

読Qは、読書推進ウェブサイトでもありまして、検定クイズはみんなで作ります。

もちろん私たちも作っています。


クイズ創作者は、その読Q本ページに名前(またはID)が載ります。

早い者勝ちですので、大好きな本があるならぜひお早めにどうぞ。


作る際の注意点は、

読んだ人なら簡単にわかる設問にすること。


言い換えれば、

読んだ直後に忘れているような 些末な部分からの出題はNG、ということですね。

大事ではないところをクイズにしても、読んだ人でさえ正答できないですからね!


当たり前のことでスミマセン!


でも、本文の中の 大事な部分からクイズを作るには、

大事な部分かどうかがわからないといけませんよね?


以前私は、小学生向けの国語教室をボランティアで開いたことがあります。

それはまさに、本の中の 大事な部分がわかるようになるための教室でした。


よくテレビに出演されている、明治大学教授の 齋藤 孝 さんによる「齋藤メソッド」の

三色ボールペン読書法です。

使用した教科書はこれ。


私の音読を聞きながら 子どもたちは 最重要な部分に赤、筋として まあ大事な部分に青、主観的に好きな部分に緑の線を引きます。

読み終わったら発表させて、その後 赤を引くべき部分をおしえてあげます。


これを毎回続けるうちに、どの子も確実に赤い線を正しい箇所に引けるようになりました。




読Qのクイズ作りでは

この、赤 或いは青の線を引く部分からクイズを作ると、良いクイズが作れるわけですね!


良いクイズを創作できること = この本の主題をつかんでいる


ということになると思います。


良いクイズを作ろうとすると、読解力がつきますね!!


読Qの検定クイズ作り。

ぜひ 小中学生にも挑戦してもらいたいです!


Info 読Q

読書の検定「読Q」についての お知らせサイト

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